大山ガイド・残雪登山


ホ−ム

大山登山残雪
残雪登山  3月/下〜4月/中が最適。天気さえ良ければ快適な登山が楽しめる。装備は冬山に順ずる。 写真は六合目の避難小屋付近。コ−スは 大山寺から夏山登山道を使用する。

大山登山残雪
三合目あたりから残雪も多く、夏道は雪に埋まる。踏み跡を登れば大丈夫。脇によると足がスッポリ埋まる事がある。七合目あたりから急登になる。ストックなどがあれば楽に登れる。厚着は控えたい。
写真・六合目付近(4/中)。

大山登山北壁
七合目あたりから見た北壁の雄姿。北壁が眼前にせまる「ビュ-ポイント」でもある。右の岩塊は「別山」。

大山登山
八合目から木道に変わり、山頂まで続く。木道は、地面から1m以上の高さにあるため、雪はほとんどない。この時期、山頂付近は1mほどの積雪で、非難小屋は半分雪の中。小屋の出入りは、正面トビラ、又は、二階の冬用出入り口を使う。

大山登山山頂
山頂から、弥山、剣ガ峰を望む。山頂から弥山にかけて尾根筋は「雪庇」におおわれる。残雪期は「雪庇」の崩壊期でもある。弥山に行くには、残雪の安定度を確認したい。

大山登山弥山
弥山から見た山頂。弥山、山頂間は大きな「雪庇」でつながれる。左手潅木の一部が夏道である。この場所は、昨年の地震で、北側に2〜3mの段差ができた。写真の部分は、ちょうど段差の上にあたる(写真右手人の見える場所)。。


大山登山残雪
下山は、登り以上に注意がいる(ケガが起きやすい)。ゆるんだ雪に足元をとられる。穴にはまると「ネンザ」の危険もある。とにかく踏み跡をたどる事だ。五合目の上あたりは、溝道に雪が残り、下部は空洞の場所もあり、慎重に下りたい。大山の雪溶けは早く、連休頃には、夏山道の残雪は六合目上部で部分的となる。五合目まで地道をたどる(4/中)。
所要時間、登り約3時間、下り約2時間30分(大山寺から山頂、夏山登山道往復、下山は行者コ−スも通行可能となる)。